【社内インタビュー】尾行・行動調査の手法とテクニック - 企業信用調査の総合探偵社 テイタン

調査会社ではどのような調査を行っているのでしょうか。

今回はテイタンで30年ほど調査に携わっている社員に尾行・行動調査について話を聞きました。

 

 

行動調査はどのような時に行うのでしょうか?

個人のお客様からの依頼では浮気調査が多いですね。

法人のお客様からの依頼ですと、社員の不正を突き止めたいという場合が多いでしょうか。

営業マンのサボりとか、商品の横流し疑惑とか、社内不倫の調査とか様々ですね。

 

行動調査はどんな調査ですか?

調査対象者を尾行して、行動、立ち寄り先、接触人物などを調査します。

主に、やることとしては張り込みと尾行です。行動調査というと尾行しているイメージが強いかと思われますが、実際は張り込みも重要な仕事です。

 

張り込みは調査の起点で、建物から出てくる調査対象者を待ちます。

体力と忍耐、集中力が必要で、対象者が建物からいつ出てくるかわからない中、ずっと気をはっていなければいけません。

それが何分単位で済むこともありますが、何時間と待つことも多くあります。

 

また、建物から出てくる人物が本人かどうか確認する技術のことを探偵業界では”面取り”と呼びますが、実際これが大変で、たくさんの人が出てくる建物で本人を探すのは容易なことではありません。

例えば、退勤後の社員を尾行、となった場合たくさんの社員が出てくるビルから対象の1人を見つけなければいけません。

依頼者からは事前に調査対象者の写真をいただきますが、写真も結構前のものだったりしますし、少ない情報から本人を特定する面取りの技術は調査においてマストになります。

 

尾行調査にはどんなテクニックがあるのでしょうか?

まずは基本的なことですが、印象を変えることです。

ずっと同じ恰好で尾行を行っていると調査対象者に怪しまれる可能性があがります。

変装…とまではいかないですが、途中でメガネや帽子を着用したりして印象を変えます。リバーシブルの服なんかもいいですね。

 

他にも調査対象者に気づかれにくくする手法としては、バイクや車で追跡していた場合、すぐ後ろにつくと印象に残りやすいので何台か後ろについて尾行を行います。

何台か空けることで追跡の難度は上がりますが、対象者にバレてしまっては元も子もないですからね。

 

また、調査対象者にまかれてしまったり見失しなったりすることを探偵業界では”失尾”と呼びます。

私も新米調査員の頃は失尾してしまうこともありました。今でも状況によっては、どうしても失尾することが避けられないこともあるのですが。

 

失尾を最低限にするために必要なのは、常に先を読むこと、段取りをしっかりしておくことです。

例えば、これは基本中の基本ですが、交通系のICは常に十分な金額をチャージしておきます。

調査対象者が急に電車や新幹線に乗ってしまうことも多々ありますから。支払いでもたもたしていて失尾、なんてことがあってはいけません。

 

さらに、尾行調査は二人以上で行うことが基本ですが、役割分担をしっかりしておくことも重要です。

出口がいくつかある建物に対象者が入っていった場合、どの出口を誰が見張るのかなど決められる範囲で決めておくのがスムーズでしょう。

 

尾行調査を行う上で大変なことはどんなことですか?

大変はことはたくさんありますが、そうですね。

張り込みでは、やはり気温。長時間も外で立っていないといけないので、暑かったり寒かったりは大変です。最近の夏なんかは本当に暑いですしね…。

 

それから基本的なことではありますが、やはり周囲に同化するのが大変ですね。

場所は住宅街だったり、オフィス街だったり、百貨店だったり様々ですが、どんな場所にも溶け込むことが必要です。

婦人服しか売っていないところとか…渋谷の若い女性向けの百貨店に入られちゃったときは焦りましたね。私が行くようなところではないので…。

下手すると通報されちゃうことなんかもあります。もちろんこちらも仕事でやっているので説明すればいいんですけどね。

 

あとは、警戒している人物の尾行は中々難しいです。

調査を依頼されるような人物にもなると後ろ暗いことがあるので、結構警戒してたりするんですよ。少し歩く度に振り向かれちゃったり。

そういう警戒心の強い人物の尾行は大変ですね。

 

 

実際の報告書(一部)

 

 

尾行調査で一人前になるにはどのようなことが大事だと思いますか?

機材を扱えることは必須ですね。主にカメラやボイスレコーダーなどになります。

尾行調査では”尾行”自体も大切ですが、それと同時に”証拠をとること”が重要です。依頼者も凡そ証拠が欲しいわけですからね。

なので、調査対象者を見失わないようにしながらも機材を使いこなして、しっかり撮影する技術が必要です。

後姿だけを撮るのではなく、決定的な証拠にするために時には顔が映るように回り込んで撮影したりすることもあります。

 

それから、精神力も必要でしょうか。

やはり依頼としては男女関係や社内不正などが多く、嫌な現実を見続けることになります。

調査に関わって色々な不正や不祥事を目の当たりにして、人が信じられなくなってしまった…なんて人も実際いたりするんです。

私は自分の身の回りに本当に信頼できる人がいるので、世の中そんな人ばかりではないって思えるんですけどね。

 

あとは変わりゆく状況の中、色々なことを判断しなければいけませんので、状況判断力は間違いなく必要ですね。

 

尾行調査を行ってみて驚いたことはなにかありましたか?

社内不正ってこんなに多くあるんだな、と思いました。

恐らく皆さん多かれ少なかれ社会人経験が長くなると、社内不正を身近に感じたこともあると思うんです。

規模の大小はあるでしょうが、やはりどこでも悪いことをする人って実際いるんですよ。

 

でも実際は人事の方や経営者の方が社内を混乱させないように、上手く裏で解決していることも多くあるんですよね。だからもし、社内不正なんて出会ったことがない、って方がいたらそれは裏で解決してくれている方がいたのかもしれません。

テイタンの調査で、そういった影で企業を支える方のお手伝いが出来ることはとてもやりがいを感じますね。

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

社内不正の疑惑でお困りの方は、お気軽にお問合せください。

解決に向けて誠心誠意サポートさせていただきます。

 

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