外資系企業の採用事情とバックグラウンドチェックの義務

外資系アパレル企業(本社アメリカ)人事・総務部マネージャー S様

外資系企業では、採用時にバックグラウンドチェックを行うことが義務づけられているところもあります。今回インタビューにお応えいただいた企業様も、アメリカの本社から採用時にはバックグラウンドチェックを行うことを指示されているそうです。しかし、実はアメリカと同じ”バックグラウンドチェック”を行うことはできません。なぜなのか、そしてそれに対してどのように対応しているのか。同社にお話を伺いました。

 

 

 


 

テイタン:

事業内容を簡単に教えていただけますか?

 

S様:

アパレル等の企画、製造、販売等を行っています。日本で商品の企画をして、生産を外国のサプライヤー企業さんに依頼。出来上がった商品を輸入して、直営店で販売、あるいは卸売といった感じです。

 

テイタン:

テイタンを知ったきっかけはなんでしょうか?

 

S様:

20年くらい前からお世話になっているので…詳しくは忘れてしまったのですが、

確か他の取引先の方からご紹介いただいたんだと思います。そこからずっと採用調査をお願いしています。

前に一度だけ盗聴器発見の調査をしていただいたこともありましたが、あれはかなりイレギュラーでした。

 

 

義務であるバックグラウンドチェックを日本で行うには

 

テイタン:

採用調査を行おうと思ったきっかけはどういったものだったのでしょうか?

 

S様:

アメリカ本社からの命令です。弊社は世界30か国以上にに拠点があるのですが、グローバルポリシーとして、アメリカでいうところのバックグラウンドチェックを採用活動をするときに行え、という指示があるんです。しかし、アメリカでいうところの”バックグラウンドチェック”というのをそのまま日本でやることはできないんですよね。

 

S様:

アメリカのバックグラウンドチェックは、ドラッグテスト(薬物検査)や逮捕歴、賞罰やクレジット会社のブラックリストに載っていないか…などということを調べますが、このような情報を日本企業の人事は簡単に得ることができません。

ただ、日本では、採用時に提出された資料に詐称があれば採用の見送りや取り消しを出来る場合があるということになっています。ですので、日本の法律に基づいた形でバックグラウンドチェックを行う、ということでテイタンさんに採用調査を依頼するようになりました。

 

採用調査を含んだ採用フローを運用

 

テイタン:

採用調査をしてない方もいるのでしょうか?

 

S様:

いえ、基本的に全員に採用調査を行っています。採用時に全員やらないといけないというルールなので。ですから、テイタンさんの調査は弊社の採用プロセスの中に組み込まれていて、調査結果を見てから内定書を発行するというフローになっています。

 

テイタン:

テイタンの調査は採用のどの段階に組み込まれているのでしょうか?

 

S様:

テイタンさんにお願いするのは役員との最終面接のあとで、ほぼ採用が決まってからになります。

弊社はどんなポジションの候補者の方でも役員と面接を行うんですよ。例えばアルバイトさんでも。

たまにアルバイトの方でも、上位の役員と面接をすることがあって、それにびっくりされて辞退されちゃったり、なんてこともあるんですけどね…。若い方は特に怖気づいてしまう方もいて。

テイタン:

最終面接まで進んだのに、もったいないですね。採用される側もそれだけ本気で会社側が見てくれてるっていうのを汲んでくれればいいのですが…。

S様:

そう、役員もそういうところが見たいんですよね。でもそれで威圧的に思われちゃった時もあるのかな。

気を付けてくださいねって伝えています。

 

 

調査を行い採用候補者に真剣に向き合う

テイタン:

御社の求職者の方は、たまに紆余曲折されてきたんだなって人もいらっしゃいますよね。

 

S様:

そうなんですよ。さらに販売職の募集だと、今まで就職したことがない、なんていう若い人も結構いて。

でもそういった方も人柄を見て採用してますね。

 

テイタン:

採用調査を行ってどんな事例がありましたか?

 

S様:

前に職歴にブランクがある人が人が面接に来たんです。ブランクに何をしていたんですか?って聞いたらアルバイトしてましたとか、フラフラしてましたとかそういう回答でした。だけどテイタンさんの調査でその時期にちょっとよくないところで働いていたことがわかって。経歴詐称じゃないけど、書かない部分、隠蔽かな。

そのあと本人と話したら、根掘り葉掘り聞かれるのが嫌だから書かなかった、ということだったんですね。弊社としては、過去のことなのでそこまで気にしないのですが、採用にあたって、それをちゃんと本人と話せたというのがよかったですね。

 

テイタン:

なるほど。それでは最後に何かございますか?

S様:

いつも報告書楽しみに読んでいます。面接でも聞けなかったことや見抜けなかったことが書いてあったりして、ああそういうことだったのかなんて。こんなことまでわかるの?ってびっくりすることもあります。

 

テイタン:

ありがとうございます。これからも努力してまいります。

その他の導入事例

調査会社をパートナーにし、会社全体のリスクコントロールシステムを確立

インターネットサービス企業(一部上場・従業員数1700名)法務部 N様

 

採用調査サービス資料ダウンロードはこちら

 

 

以下のフォームからお申込みいただくと、更新情報をメールにてお知らせいたします。

メールマガジンの登録はこちら

ナレッジ